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2021.03.17
子どもたちの夢を叶える企画に参加しました!
文花中地区青少年育成委員会が主催した「第21回 文花中地域ふれあいまつり」夢の実現応援企画に、すみだ水族館が参加しました。子どもたちの夢を募り、その夢を応援してくれる大人とマッチングすることで夢をかなえる「夢の実現応援企画」として、今回すみだ水族館では、この企画の第1弾として、「ペンギンの飼育員になりたい。」と願う小学6年生の夢を実現させる企画に参加しました。
「第21回 文花中地域ふれあいまつり」夢の実現応援企画 に参加しました
墨田区の文花中学校地域(墨田区押上・京島・文花地域)で活動する文花中地区青少年育成委員会が主催した「第21回 文花中地域ふれあいまつり」夢の実現応援企画に、すみだ水族館が参加しました。
同委員会による「文花中地域ふれあいまつり」は例年秋に開催されますが、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりました。そこで、「何か子どもたちのためにできる企画はないか」と、同委員会と文花中学校生徒会の生徒たちで意見交換が行われました。その結果、子どもたちの夢を募り、その夢を応援してくれる大人とマッチングすることで夢をかなえる「夢の実現応援企画」が決定しました。
今回すみだ水族館では、この企画の第1弾として、「ペンギンの飼育員になりたい。」と願う小学6年生の夢を実現させる企画に参加しました。
ペンギンの飼育員のお仕事を見学・体験してもらいました
当日は、午前10時から、館内で行われている飼育作業を飼育スタッフと一緒に見学・体験しました。
まずは、すみだ水族館のペンギンたちを知ることからスタートします。それから実際にいきもののゴハンの準備(調餌)をし、そのゴハンをいきものにあげるようす(給餌)や、水槽を清潔に保つ掃除のようすを見学、最後はワークシートを用いながら健康管理の為に大切ないきものの観察を行いました。ペンギンのお世話のほかにも、クラゲのゴハンの見学や、オットセイの体重測定に参加して、日報への記入も行ってもらいました。
実際に館内で働いている飼育スタッフとの交流を通じて、いきものが水族館で毎日健康に暮らすために大切にしていること、行っている作業のポイントを学んでもらいました。ペンギン1羽1羽を瞬時に見分けることや、健康のために必要な栄養素のお話など、ちょっぴり難しいこともありましたが、いきものを想う気持ちを感じてもらいながら、一生懸命取り組んでもらえた時間となりました。
地域の子どもたちにいちばん寄り添える水族館を目指して
今回、文花中地区青少年育成委員会のお声掛けによって、このような小学生の夢を応援する企画に参加することができました。いきものを好きな気持ちは、水族館にいらしたみなさんも、水族館で働くスタッフも同じです。その気持ちをお互い通わせることで夢を追いかける背中を押すことができれば嬉しいです。
すみだ水族館が地域のみなさんの身近な場所になり、いきものを近くに感じることのできる水族館になること、そしてそこにいる飼育スタッフのいきものへの愛情を共感してもらい、さらに好きになってもらうこと、今後も地域と一緒に歩んでいくことで、地域といきものをもっと近づける役割をすみだ水族館が担っていくことができればと思っています。
<地区育成委員会について>
青少年育成委員会とは、SNSによるいじめや児童虐待などの青少年問題に対する理解を地域で深め、青少年問題関係機関や団体と相互の連絡調整を図りながら、地域ぐるみで青少年の健全育成活動を総合的に推進する組織です。
墨田区では、中学校単位で10地区を拠点に活動しており、町会やPTA、民生委員、保護司などの方々が委員として活動をしています。
<文花中地域ふれあいまつり>
文花中学校では地域の育成委員会と生徒、小中学校のPTAの皆さんが一緒になり、毎年秋に開催しています。校庭にゲームや食べ物などの出店が並び、吹奏楽部の演奏なども行なわれ、近隣の子どもからお年寄りまで多くの方が集まり交流する場としています。今年は例年とは違う形ではありますが、文花中地区青少年育成委員会は、一つでも多くの子どもたちの夢を実現するために今回の「夢の実現応援企画」に取り組んでいます。
なお、同委員会では各企画のWEBサイトを作成し、子どもたちの夢とそれに支援を申し込んでいるマッチングのようすを伝えています。